うつ病になりやすい人|具体的な接し方や症状

家族にできること

カウンセリング

最近子供の調子がおかしい、結婚相手がふさぎ込みがちになっているなどとお思いのかたは、ご家族がうつ病にかかっている可能性もあります。ここではご家族にできるサポートとしてうつ病にかかるまえとかかってしまってからどういった接し方をすればよいのか話してみたいと思います。自分の家族は大丈夫だからなどと思わず、もしものときに備えて適切な接し方をすればいいのかしることはとても大事なことです。
まずは最近家族の方がこころなしか元気がないと感じはじめた、うつ病になるまえの具体的な接し方について考えていきましょう。まずは本人の話や気持ちをしっかりと聞いてあげましょう。このときに質問したり否定したりをあまりしないよう心がけ、話を急かさずにきくことが重要です。急かされると気持ちが弱っている人はよけいに喋りたくなくなったり、相談する気持ちが失せてしまったりするので、できるだけゆったりとした環境で聞いてあげましょう。まずは本人がいまどういう気持なのかなるべく多くを聞き出すことがうつ病の未然防止や早期回復につながります。なるべくはやめの受診をすすめましょう。
また本人が学校や仕事を休みたいといいだしたときは無理にいけといわず、休んでもいいんだよとやさしくことばをかけ、本人に負担や責任感がなるべく生じないようにしましょう。本人のストレスを少しでも減らすための接し方をしましょう。そして、学校や仕事を休んでしまったり、あまり動きたくなくなってしまったときはかならず適切な心療内科へ相談しましょう。この時点でかくじつに専門家の意見を聞くことができれば、症状が重くなるのを防ぐことが出来ます。本人がうつ病じゃないから病院へなんか相談しないと言う場合は、先にご家族の方が相談すると良いでしょう。
では心療内科でうつ病と診断された後はどういった接し方をすればよいのでしょうか。まず第一に、うつ病の原因をむりに探さないことです。うつ病はさまざな要因が複雑にからまって起こっている場合も多いため専門家でも具体的な原因特定は難しいです。医者が具体的な原因について言及する前に、なぜうつ病にかかってしまったかまわりの人が考えることは本人にとってもストレスになるばあいがあるのでなるべく控えましょう。そしてむりにはげましたりすることは避けましょう。うつは本人が頑張りすぎてかかることも多々あるため、頑張れなどというとそれが逆にプレッシャーになり、症状が重くなってしまう可能性があります。通常の健康な状態であれば頑張れという言葉は励ましになりますが、うつ病の人にいうのはやめましょう。現時点でのありのままの本人をしっかりと受け止めてあげることがなによりも大事です。また、良くなればいいねなどということばも同じように本人にとってのプレッシャーになってしまうことがあります。ご家族の方も医者と話し合い、どういう接し方がベターなのかみつけるようにしましょう。
うつはかかる可能性はだれにでもありますが、治すためには時間が必要です。本人がゆっくりと治せる環境と時間を与えてあげましょう。